日本児童図書出版協会

児童書出版文化の向上と児童書の普及を目指して活動している団体です

“さがしています。こんな本”

月刊「こどもの本」2018年4月号より

新学期におくる 図書館向きシリーズ2018


楽しい調べ学習 危険なネット依存と薬物依存(全2巻)

(揃本体 6000円 A4変型判 各63頁)

スマートフォンの普及にともない、ネットゲームやSNSに夢中になり、勉強や生活に支障を来したり、心身の健康を害したりする「ネット依存症」になる小中学生が増えています。また、法律の網の目をかいくぐろうとするさまざまなドラッグが、ネット販売を通じて小中学生にも広がりつつあるといわれます。こうした危険から身を守るためにはどうすればよいのでしょうか。知っておきたい依存症の兆候や症状、依存になりやすい心理、乱用薬物の種類、そして予防策までを、イラストや図解でわかりやすく解説。小中学校の図書館必備の2冊です。
『よくわかるネット依存』遠藤美季/監修
『よくわかる薬物依存』阿部和穂/著
ISBN978-4-569-29804-7〈小学高学年から〉PHP研究所


辞書びきえほんシリーズ(全8巻)

陰山英男/監修(本体 各1800円 B5変型判 各240頁)

引けば引くほど楽しい! 知りたいが広がる!「辞書びき」の入門書として最適のシリーズです。前半のページで調べたことから、後半の資料ページや、他の物事へと興味が広がっていく構成になっています。イラストと写真が豊富なので絵本のように楽しめます。好きなところから読み始められるので、朝の読書などにもおすすめです。2016年から順次、新しい情報を盛り込んだ改訂新版も発行しています。
●改訂新版 国旗
●改訂新版 日本地図
●改訂新版 世界地図
●改訂新版 ことわざ
●改訂新版 漢字
●改訂新版 もののはじまり
●歴史上の人物
●科学のふしぎ
〈6歳から〉ひかりのくに


城!(全2巻)

公益財団法人日本城郭協会/監修(揃本体 9000円 A4判 各80頁)

古代から江戸時代の終わりまで、城のスタイルがどのように変化してきたかがわかるよう時代順に紹介した、ほかにはない城事典です。吉野ヶ里の「土地を堀と柵で囲んだ『城のようなもの』」からはじまり、戦国時代の「敵を攻めるための城」や「攻められにくい城」、そして大きな天守閣をもつ「権力を誇示する城」を経て、江戸幕末の「外国との戦いに備えた城」まで、それぞれの城や城主が、歴史上もっとも輝いていたであろう年の順で並べています。また、教科書に載っている重要なできごとや人物などをからめて説明しているので、小学校高学年からの歴史学習にも役立てられる内容です。
(1)弥生時代のむらから、豊臣秀吉の天下統一まで
(2)関ヶ原の戦いから、江戸時代の終わりまで
ISBN978-4-577-04608-1〈小学高学年から〉フレーベル館


3つの東京オリンピックを大研究(全3巻)

日本オリンピック・アカデミー/監修(揃本体 10800円 A4変型判 各56頁)

1940年、1964年、2020年、東京オリンピックは未開催のものも含めると3つもあり、それぞれ様々な時代背景を背負っています。戦争、高度経済成長、東日本大震災など、2020年の東京大会までの日本人の道のりを各大会を通して3冊で紹介します。
(1)1940年 まぼろしの東京オリンピック
(2)1964年 はじめての東京オリンピック
(3)2020年 東京オリンピック・パラリンピック
ISBN978-4-265-10875-6〈小学高学年~一般〉岩崎書店


はたらく鉄道(全3巻)

鉄太郎/監修、こどもくらぶ/編(揃本体 8400円 A4変型判 各32頁)

安全かつ正確な運行で、世界最高レベルの日本の鉄道。子どもたちに大人気の新幹線から、ドクターイエローなどの見る機会のほとんどない保守車両まで、さまざまな鉄道車両を大きな写真で紹介します!
(1)人をはこぶ車両
 新幹線/特急列車/観光列車/地下鉄/変わったしくみの鉄道/ほか
(2)物をはこぶ車両
 貨物列車全国地図/タンク車での輸送/いろいろなコンテナ輸送/ほか
(3)鉄道を守る車両
 ドクターイエロー(新幹線電気・軌道総合試験車)/除雪車/いろいろな検測車/ほか
ISBN978-4-7515-2900-3〈小学中学年から〉あすなろ書房


地球の危機をさけぶ生き物たち(全3巻)

藤原幸一/写真・文(揃本体 7500円 AB判 各48頁)

テレビにも出演する、写真家で生物ジャーナリストの藤原幸一による取材写真をふんだんに盛り込んだ、地球の危機に迫るシリーズ! 海に漂うプラスチックごみ、行きすぎた森林伐採、地球温暖化などの影響で起きている砂漠化…。人間が原因を作った環境破壊により、それぞれの場所で動物たちが住む場所を奪われ、長い年月をかけて育まれた豊かな生態系が失われつつあります。地球の隅だけではなく、身近なところでも起こっているこれらの事象を「地球の異変」として取り上げて紹介しています。
(1)海が泣いている
(2)森が泣いている
(3)砂漠が泣いている
ISBN978-4-87981-624-5〈小学高学年から〉少年写真新聞社


みんなのバリアフリー(全3巻)

徳田克己/監修(揃本体 9000円 A4判 32~64頁)

障害のある人や高齢者など、ハンディがあって困っている人とふれあう機会の少ない子どもたちは、実際に困っている人を目の前にするとどう接していいのかわからない場合がほとんどです。困っていることに気づき、どんなハンディを持っていて、何に困っているのかを知り、そして行動できる、バリアフリーの本です。
(1)心のバリアフリーってなんだろう?
(2)障害のある人が困っていることを知ろう
(3)みんなでできるバリアフリー活動
ISBN978-4-251-90563-5〈小学中学年から〉あかね書房


こん虫をそだてよう・しらべよう(全4巻)

岡島秀治/監修(揃本体 10000円 A4変型判 各32頁)

理科の教科書に出てくる身近な昆虫を網羅し、教科書に即した内容で、さらに学習を深められ、科学的に探求する調べ学習にも役立つシリーズ。昆虫は種類によって、育ち方も食べものも行動もくらす環境も違います。同じ種類でも幼虫と成虫では違い、オスとメスでも違いがあります。このシリーズでは、昆虫の成長、飼育方法、体のつくりや機能、すみかや生態について、美しい写真とわかりやすい解説で紹介しています。昆虫の観察や飼育を通して、命の大切さを学べ、生きものについて考えるきっかけにもなります。
『そだち方』
『かい方』
『体のつくり』
『すみか』
ISBN978-4-323-93115-9〈小学低学年から〉金の星社


日本の神話 古事記えほん(全5巻)

三浦祐之/監修、荻原規子/文(揃本体 8500円 AB判 各32頁)

小学校低学年の国語の教科書でおなじみの日本の神話・古事記の絵本です。もっと読みたい、くわしく知りたいという子どもたちのために、読み応えのある絵本にしました。
巻末にはわかりやすい解説と用語資料も掲載。監修・解説は古事記研究の第一人者三浦佑之氏(千葉大学名誉教授)、文はファンタジー作家の荻原規子氏。5人の個性豊かな一流の絵本作家さんが古事記の世界を描きます。
(1)国生みのはなし(斎藤隆夫/絵)
(2)天の岩屋(大畑いくの/絵)
(3)やまたのおろち(伊藤秀男/絵)
(4)いなばの白うさぎ(山村浩二/絵)
(5)国づくりのはなし(早川純子/絵)
(全巻:全国学校図書館協議会選定図書)
ISBN978-4-09-726961-8〈小学低学年から〉小学館


?(ギモン)を!(かいけつ)くすりの教室(全3巻)

加藤哲太/監修、WILLこども知育研究所/編著(揃本体 8400円 A5判 各80頁)

保育者とともに、薬にまつわる「どうなっているの?」をイラストで楽しく学べる! お医者さんから処方された薬剤や薬局で購入する薬。薬の役割や使いやすくするための工夫、どのように体の中で作用するのかなど、薬の知識をわかりやすく解説した、10代から高齢者まで読めるシリーズです。知っているようで知らない薬の知識や使い方、効く仕組みなどを見て理解することができ、薬との上手な付き合い方がわかります。また、セルフケア、セルフメディケーションについて解説しています。
(1)くすりってなに?
(2)くすりはどう使う?
(3)くすりと体の関係は?
ISBN978-4-586-08591-0〈小学高学年~中学生〉保育社


今、世界はあぶないのか?(全4巻)

ルイーズ・スピルズベリー・他/文、ハナネ・カイ/絵、大山泉/訳(揃本体 6000円 23×23cm 各32頁)

世界中で、今まさに起きている問題をとりあげ、やさしい言葉でていねいに説明する絵本です。『争いと戦争』では、なぜ戦争が起こるのか、どうしたらやめられるのかを考え、『難民と移民』では、災害やテロのために自分の国を離れざるを得ない人がいることや移民と難民の違いを知り、『貧困と飢餓』では、世界にはお金がなくて飢える人がいること、貧困からさまざまな問題が派生することを伝え、『差別と偏見』では差別とはどういうことなのか、どうしたらなくせるのか、を問いかけます。よりよい未来をつくるために、みんなで考えていこう!というシリーズ。こういう状況を改善するために、私たちにできることは何か、まで言及されています。教育学者の佐藤学氏による力のこもった解説付き。
ISBN978-4-566-09073-6〈小学中学年から〉評論社


大日本図書のえほん2018(全10巻)

こがようこ・他/文・絵(揃本体 12400円 A4判他 24~32頁)

楽しく豊かな世界を多彩な作家たちが心をこめて描きました。人気絵本の最新刊をはじめ、人気作の続編、読めば自然に語りかけられるように工夫した絵本など、さまざまな楽しい絵本を集めました。幼児から小学校低学年までお楽しみいただけます。
『いちご』『ひよこ』『ばけばけばけばけばけたくん ばけくらべの巻』『おふくさんのおふくわけ』『ちがう ちがう』『かものはしくんのわすれもの』『おひさまおはよう』『すきなことのみつけかた』『きつねうどん たぬきうどん』『バナナおいしくなーれ』
ISBN978-4-477-03110-1〈2、3歳から〉大日本図書


えほん・椋鳩十(全5巻)

椋鳩十/作(揃本体 7500円 A4変型判 各32頁)

いつの時も、「力いっぱい今を生きる」ものたちの命を全力で描き続けた作家・椋鳩十の骨太で珠玉の作品を、気鋭の画家の絵で味わうシリーズです。小学校5年生の国語共通教材である『大造じいさんとがん』をはじめ、どの作品にも流れているのは「生きる」ことへの尊重。動物であれ人間であれ、それは等しく、同じ地に在るものへそそがれ、作品をとおしてあたたかくうったえかけてきます。自分もまた生き物であると嬉しくなる物語群。
『大造じいさんとがん』あべ弘士/絵
『藤吉じいとイノシシ』保立葉菜/絵
『かたあしの母すずめ』大島妙子/絵
『母ぐま子ぐま』村上康成/絵
『ひとりぼっちのつる』黒井健/絵
ISBN978-4-652-10199-5〈小学低学年から〉理論社


’18楽しく学べる数の
しかけえほんセット(全4巻)

チャック・マーフィー・他/作(揃本体 6500円 A4変型判 平均17頁)

小学校低学年までのお子さまに楽しく数を学んでいただける、入園・入学の季節にぴったりの本のセットです。あっと驚くとびだしや、たくさんのめくりのしかけで、楽しく数に親しめること間違いなしです。数に興味を持つと同時に、読書が苦手なお子さまにも本に興味を持っていただける読書体験のきっかけになることでしょう。数に焦点をあてた絵本ばかりですが、お勉強の目的だけではなく、絵本に親しむという目的でもページをめくっていただければと思います。多くのお子さまがしかけえほんの世界を楽しんでいただければと願っています。
●びっくりかずあそび
●おいしいかずあそび
●たのしいたす・ひくのえほん
●たのしいかずのえほん
ISBN978-4-499-80182-9〈幼児~小学低学年〉大日本絵画


クイズでさがそう!
生きものたちのわすれもの(全3巻)

小宮輝之/監修、こどもくらぶ/編(本体 各2600円 25×22cm 各32頁)

足跡や食べ跡、ふんなどから、どんな生き物の「わすれもの」なのかを探検していくシリーズです。まず最初に、わすれものの写真を見て推測し、次のページを開くと、その「主」が掲載されているQ&A形式になっています。また、それぞれの生き物に関するコラムも充実しており、わすれものを通して、その主である昆虫や動物、鳥などの生態や、それを取り巻く自然環境を、自ら楽しく学べます。身近な生き物がたくさん登場するので、この本を持ってわすれものを探しに行きたくなります。実物大・生き物の「あしたく(足の拓本)」付き。
(1)まち
(2)森
(3)水辺
〈小学中学年から〉佼成出版社


しぜんにタッチ! 身近な生きもの(全6巻)

武田晋一・他/写真(揃本体 7200円 21×24cm 各28頁)

子どもたちにとって身近な自然をテーマに、美しい写真で見る自然科学絵本「しぜんにタッチ!」シリーズ。中でも、鳥や昆虫、魚といった生きものをテーマにした作品を選りすぐり、セットにしました。校庭や近所の公園など、身近な場所で出会う生きものの不思議について、楽しく知ることができます。
●しぜんにタッチ! どんぐりもりのおきゃくさん
●しぜんにタッチ! とりをよぼう!
●しぜんにタッチ! あげはのへんしん
●しぜんにタッチ! うみのかくれんぼ
●しぜんにタッチ!  こんちゅうかくれんぼクイズ
●しぜんにタッチ! かたつむりのひみつ
ISBN978-4-89325-862-5〈小学低学年から〉ひさかたチャイルド


とことんやさしい 算数使いかたナビ(全3巻)

「算数使いかたナビ」編集委員会/編(揃本体 7500円 A4変型判 各40頁)

”くらしの中の「算数」がやさしく学べる!”じつは、算数って、ふだんのくらしの中で、とてもよく使われているのです。学校で人数を数えるときも、友だちとおかしをわけるときも、買い物でいくらになるか知りたいときも。小学校低・中学年の単元を中心とした「数と計算」「時間」「単位」「図形」について、基本的な意味から使い方、そして便利さを身近な事例を用いてわかりやすく解説。写真とイラスト満載で、くらしと算数とのかかわりを身近に感じることができるシリーズです。学習の導入や振り返りに役立つ事柄も豊富に収録しています。
(1)くらしにべんり! 数と計算
(2)くらしに使おう! 時間と単位
(3)くらしで発見! いろんな図形
ISBN978-4-378-02470-7〈小学低学年から〉さ・え・ら書房


ひと目でわかる! 教室で使うみんなのことば(全5巻)

柳下則久、森 博昭/総監修(揃本体 14000円 A4判 各48頁)

このシリーズは、帰国・外国人児童などの日本語指導が必要な児童と、それを受け入れる先生やクラスの友だちが、一緒に本をみることでコミュニケーションを図り、意志疎通の手助けになることを目的に制作しました。
学校生活の中で起こりうる場面をイラストとフキダシで示しています。会話例や単語について英語・中国語・ポルトガル語・フィリピノ語の4言語で表現しました。学校生活で使うことばや学習用語が英語で表現されているので、外国語活動の時間にも活用できます。
●あいさつやこまったとき
●学校の一日
●国語・社会・体育・音楽・図工
●算数・理科・家庭科・道徳ほか
●季節と学校の行事
ISBN978-4-580-88570-7〈小学低学年から〉文研出版


オリンピック・パラリンピックで知る 世界の国と地域(全6巻)

日本オリンピック・アカデミー/監修(揃本体 18000円 A4変型判 各44頁)

2020年を2年後にひかえ、子どもたちはオリンピック・パラリンピックについて学ぶ機会がふえています。このシリーズでは、オリンピック・パラリンピックに出場するすべての国と地域の、これまでの成績、活躍した競技や選手を紹介します。また、オリンピックとパラリンピックの全大会も紹介。オリンピック・パラリンピックの歴史もわかります。さらに、すべての国と地域の特色も紹介しています。
(1)オリンピック・パラリンピックの歴史
(2)アジア
(3)ヨーロッパ1
(4)ヨーロッパ2・オセアニア
(5)南北アメリカ
(6)アフリカ
ISBN978-4-338-31500-5〈小学高学年から〉小峰書店


まんが☆プラネタリウム 星座と神話(全5巻)

藤井旭/監修(揃本体 17500円 A4変型版 各56頁)

全天88星座が見つかる! 神話が読める! 春夏秋冬と、南半球の星座の見つけ方を、たっぷりのイラストと写真で優しく解説します。ページをめくると次の星座へ、夜空を散歩する感覚を楽しめます。星座の神話も、まんがで楽しく紹介しているので、星座に興味のない子でも手に取りやすい内容です。観測記録のとり方や星座早見表の使い方など、天体観測に役立つ情報も満載。星座についての内容がまるっとわかる新定番シリーズです。
(1)春の星座をめぐる
(2)夏の星座をめぐる
(3)秋の星座をめぐる
(4)冬の星座をめぐる
(5)世界の星座をめぐる
ISBN978-4-05-811457-5〈小学中学年~中学生〉学研プラス


報道カメラマンの課外授業 いっしょに考えよう、戦争のこと(全4巻)

石川文洋/写真・文(揃本体 11200円 31×22cm 各47頁)

報道カメラマン・石川文洋さんが取材した、ベトナム戦争をはじめとした、さまざまな戦争。その実態を、写真を通して子どもたちに語りかける平和の授業。戦争の実態を伝えることを通じてはじめて、平和の大切さ、命の尊さがわかる。今だからこそ伝えたい大切なことは「命どぅ宝」。生きていればこそ。茅野市立北部中学校/協力。
(1)戦争はどう報道されたのか
(2)沖縄・戦いはいまも続いている
(3)ベトナム・未来へ語り継ぐ戦争
(4)命どぅ宝 戦争はなぜ起こるのか
ISBN978-4-494-04572-3〈小学高学年~中学生〉童心社


STANDARD BOOKS(第2期・全6巻)

湯川秀樹・他/著(揃本体 8400円 B6変型判 各224頁)

科学と文学、双方を横断する知性を持つ科学者・作家の珠玉の作品を集め、一作家を1冊で紹介する随筆シリーズ、第2期・全6巻セット。科学と芸術を行き来しておもしろがる感性が、そこにあります。
『湯川秀樹 詩と科学』
『中西悟堂 フクロウと雷』
『南方熊楠 人魚の話』
『神谷美恵子 島の診療記録から』
『日敏隆 ネコの時間』
『多田富雄 からだの声をきく』
ISBN978-4-582-53167-1〈中学生から〉平凡社


やさしい英語のことわざ(全4巻)

安藤邦男・他/編(揃本体 11200円 A4変型判 各48頁)

短いフレーズでリズムのよいことわざは「英語を英語のまま理解する」ための教材としても最適です。日本語と似た表現の英語のことわざを厳選。4コマ漫画を通して、その状況や意味を英語でわかりやすく学ぶことができます。読み方の目安となるカタカナ表記や、語句・構文の理解を助ける説明もついているので、英語がわからなくても大丈夫です! 日本語への興味・関心を英語へと広げながら、生の英語にふれられるシリーズです。
(1)日本語と似ている英語のことわざ
(2)くらしで使える英語のことわざ
(3)人生に役立つ英語のことわざ
(4)文化のちがいがわかる英語のことわざ
ISBN978-4-7743-2755-6〈小学高学年~中学生〉くもん出版


好奇心を刺激する大判学習絵本(全5巻)

A・ミジェリンスカ&D・ミジェリンスキ・他/作・絵(揃本体 14800円 38×28cm 88~112頁)

ポーランド発、世界中で人気爆発の地図絵本『マップス 新・世界図絵』、地面の下の世界と水中の世界を断面図とたくさんのイラストで案内してくれる『アンダーアース・アンダーウォーター 地中・水中図絵』、世界中のわくわくする冒険の旅を紹介した『世界冒険アトラス』、動物たちのちょっとかわった生態や知られざるエピソードを楽しく描いた『世界動物アトラス』、最新の研究をもとに、太古の恐竜たちの特徴や生態を描いた『世界恐竜アトラス』の5冊をおさめたシリーズ。どの本も大判で、親子や友だちと一緒にも楽しめます。ページのすみずみまでじっくり読んでほしい、子どもたちの「もっと知りたい」気持ちを刺激する本ばかりを特選しました。
ISBN978-4-19-869168-4〈小学低学年から〉徳間書店


みぢかな樹木のえほん

国土緑化推進機構/編、平田美紗子/絵(本体 2500円 A4変型判 143頁)

サクラ、イチョウ、ウメ、マツなど、校庭や街角でもよく見かけるみぢかな樹木。でも、その木にどんな虫や鳥、動物が関わっているか、幹や花や実がどんなふうにわたしたちのくらしに役立っているか知っていますか? 美しく親しみやすいイラストと漫画で30種をくわしく紹介。新しい視点で樹木について学べます。各樹木に4ページをついやし、樹木の全体像、そこに集まる生きものの紹介、春夏秋冬の変化の特徴、人々のくらしとのつながりについて注目して紹介します。小学3年生の女の子・りん子ちゃんが主人公の漫画でも楽しく学べます。植物や動物、人間の関わりが感じられて、生物多様性の理解の導入になる1冊です。
ISBN978-4-591-15821-0〈小学中学年から〉ポプラ社


光村の国語 これでなっとく! にている漢字の使い分け(全3巻)

高木まさき・他/監修、青山由紀/編集(揃本体 9600円 AB判 各64頁)

同訓異字や同音異義語、形と音がにている漢字など、紛らわしい漢字を集めた新しい「漢字の使い分け絵辞典」。漢字の音訓や意味、熟語を手がかりにした使い分けの考え方を解説し、場面や文脈に合わせて適切な漢字を選ぶ力を育てます。漢字には、新学習指導要領の学年別漢字配当表に対応した学年を表示しています。
(1)同訓異字 ―同じ訓読みのことば―
 「あう」(会・合・遭)他
(2)同音異義語 ―同じ音読みのことば―
 「いし」(意思・意志・遺志)他
(3)同じ部分をもつ漢字 ―形と音がにている漢字―
 「こう」(講・構・溝・購)他
ISBN978-4-89572-971-0〈小学中学年から〉光村教育図書


長倉洋海写真集 世界は広く、美しい 地球をつなぐ色(全6巻)

長倉洋海/著(揃本体 13800円 A4変型判 各48頁)

フォトジャーナリストとして世界を駆け巡ってきた長倉洋海が、出会った人と風景を新しい発想でまとめた、色で地球と時代を感じる写真絵本です。60か国以上を撮った膨大な写真から厳選した写真とエッセイで紡ぐシリーズ、「世界は広く、美しい 地球をつなぐ色」〈赤〉〈青〉〈緑〉〈白〉〈黄〉〈黒〉。・赤は生きている証、鮮やかに生きたいとねがう心の色・・青は、私たちと「永遠」を結びつけてくれる色・・緑は生命の連なりを、遠い未来まで運んでくれる色・・白はすべてを許してくれる、とても広く大きな色・・黄は包みこみ、生の先にあるものを考えさせる色・そして・黒は心を全開にし、わずかな光を感じとるための色・。写真家35年の節目をこえた眼が、世界のつながりを届けてくれます。
ISBN978-4-406-06056-1〈小学高学年から〉新日本出版社


おしごとのおなはし(第2期・全10巻)

小林深雪、吉野万理子、市川朔久子・他/作(本体 各1200円 A5判 各80頁)

子どもたちに人気の職業をテーマにした童話シリーズ。あこがれのお仕事や子どもに身近なお仕事を題材に、10人の豪華執筆陣が描き下ろした小学中級向けの創作童話です。シリーズを通して読むことで、さまざまな職業に触れることができ、視野が広がります。巻末に収録したコラムページで、職業への理解が深まります。実力ある画家によるイラストが入っていて、低学年からひとりで読め、朝読にもぴったりです。
●パイロット(吉野万理子)
●まんが家(小林深雪)
●保育士(井上林子)
●お笑い芸人(安田夏菜)
●新聞記者(みうらかれん)
●美容師(市川朔久子)
●看護師(いとうみく)
●声優(如月かずさ)
●プロ野球選手(くすのきしげのり)
●スクールカウンセラー(戸森しるこ)
〈小学中学年から〉講談社


手で読む 心でさわる やさしい点字(全3巻)

日本点字委員会/監修(揃本体 10500円 A4判 各48頁)

はじめてふれる人でも、点字の基本をやさしく学べるシリーズ。『(1)点字を読んでみよう』は点字の読み方、『(2)点字を書いてみよう』は点字の書き方、『(3)点字をさがしてみよう』は家庭や町など身のまわりにある点字がテーマ。監修は、日本点字図書館をはじめ、すべての点字関係者を網羅し、日本唯一の点字表記法の決定機関である日本点字委員会。点訳者の育成のために点字を教えている人々が、点字の決まりやしくみをわかりやすく紹介します。実際に手を動かして点字を読み書きしたり、町を歩いて点字を探したりする実践的な内容は、目の不自由な人が困っていることや、周囲による気配りに対する理解につながります。ほんものの大きさの点字をさわって学べる点字シート付き。
ISBN978-4-337-28491-3〈小学中学年~高校生〉国土社


新・10歳からのルール100(全3巻)

10歳からのルールを考える会/編集(揃本体 8700円 29×22cm 各39頁)

話題作『10歳からのルール100』刊行から、2018年でちょうど11年になります。11年のあいだに、世の中はずいぶん変化しました。そこでルール全体を見直し、新たな100にまとめました。各巻に「SNS・メール・インターネットのルール」の章をもうけました。時代と関係なく普遍的で大切なルールと現代だからこそ必要になったルールを合わせて紹介します。小中学生はもちろん、大人も必読のシリーズです。1巻では友だちや学校におけるルール、2巻では社会のルール、3巻では家族のルールを考えます。新学期は新しいクラスや新しい友だちなど、新しいことでいっぱいで不安もあると思います。楽しい毎日を過ごすために、この本で人や社会とのかかわり方を学びましょう。
ISBN978-4-7902-3322-0〈小学中学年から〉鈴木出版


写真記シリーズ(全11巻)

(揃本体 8700円 31×24cm 176~336頁)

動物、植物、昆虫などの生態や、人間の暮らし、食べもの、乗りものなどの多様な魅力を、その分野の第一人者である写真家が世界中に追い求め、その驚きの事実を活写したシリーズです。目の当たりにしないと味わえない体験、感動を膨大な写真と文でたっぷり紹介します。
●今森光彦 昆虫記(今森光彦)
●海中記(小林安雅)
●蛾蝶記(海野和男)
●植物記(埴沙萠)
●世界昆虫記(今森光彦)
●食べもの記(森枝卓士)
●地球人記(小松義夫)
●地球生活記世界ぐるりと家めぐり(小松義夫)
●地球動物記(岩合光昭)
●鉄道記(真島満秀)
●野鳥記(平野伸明)
〈小学低学年から〉福音館書店


よむプラネタリウム(全4巻)

野崎洋子/文、中西昭雄/写真(揃本体 5600円 A5判 各64頁)

プラネタリウムの世界を本で再現!
じっさいの星空の様子から、まずはその季節で目立つ大三角形などを見つけ、そこからさまざまな星座や星雲などをさがしていきます。現役プラネタリウム解説者の語りかけるような言葉と、日本を代表する天体写真家のうつくしい写真で、代表的な星座の見方、宇宙の話などを解説します。最後は全天に見える星座を一堂に載せていて、別世界へいってきたような気持ちになれます。巻末には星の動きや色などについて詳しい解説があり、科学館などの見学の事前学習にも役立ちます。
(1)夏の星空案内
(2)秋の星空案内
(3)冬の星空案内
(4)春の星空案内
ISBN978-4-7520-0780-7〈小学中学年から〉アリス館


和の伝統をうけつぐ 日本の伝統もよう(全3巻)

小山弓弦葉/監修(揃本体 8100円 B5判 各48頁)

美しい「和」のもようについてもっと知ろう!をテーマにもようの素材ごとに各巻をまとめました。日本では、伝統的な「和」のもようが現代のくらしの中でもあちこちで使われています。たとえば、着物、風呂敷、和紙から、さまざまな木工品、金属品、瀬戸物、漆器、小さな金具にいたるまで、古くから数えられないほどのものに使われてきました。身のまわりの和のもようを見つけながら、さまざまなもようの由来や意味を解説するシリーズ。美しいビジュアルを楽しんで眺めるうちに、日本の伝統文化への理解が深まります。
(1)植物・動物のもよう 桜・千鳥ほか
(2)風景・もののもよう 霞・矢絣ほか
(3)図形のもよう 市松・亀甲ほか
ISBN978-4-8113-1190-6〈小学中学年から〉汐文社


何が怖い? どこが危ない? 危険生物を知ろう! 巻頭しかけつき!(全3巻)

小宮輝之/監修(揃本体 9900円 30×23cm 各64頁)

ライオンやホホジロザメなど王道の〈世界最強生物〉はもちろん、今話題になっているヒアリやカミツキガメなど大変危険な〈外来生物〉
、ヒグマやニホンザルなど人の生活の身近に暮らすことが大問題となりつつある〈野生動物〉、ハブやスズメバチなど猛毒で命を落とす事故が後をたたない〈有毒・猛毒生物〉を網羅し、迫力のビジュアルで紹介。それぞれの危険生物の注意すべき点や特徴、遭遇時や怪我を負った場合の対処法を教えます。子どもが手に取りやすく興味をもって読めるコラムやマンガも充実。
(1)最強勢ぞろい! 世界の危険生物
(2)身近にひそむ! 日本の危険生物
(3)さわるな危険! 有毒・猛毒危険生物
ISBN978-4-7746-3108-0〈小学低学年から〉教育画劇